南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

庭を大幅縮小

 もう、植物に関してはいくつかを除いてあんまり情熱がなくなってきてた。

 それに輪をかけていたのが、近所で増えた野良猫・外猫。庭がおしっこ臭いのは我慢するとして、隣の家とのあいだの塀に飛び乗ろうとして、うちの鉢を置いてるテーブルから植木鉢を落としたりひっくり返したり、ということがこれまで何度もあった。サンゴアブラギリの種ができたのを大事に育てて、もう大丈夫かなと思える苗サイズになったのを庭に出したら、数日後にすべてへし折られてたり。

 だいたいはサボテン多肉だから、地面に落ちても、葉っぱがちょっと折れたりすることはあっても、まあ拾って植え付ければ何とかなるレベルだったけど。買ったばかりのミニハシラサボテンの真ん中へんにでっかい傷がついたりもしてたけど。

 昨日、決定打。大きな平鉢に挿し穂で増やそうと頑張っていたグラパラリーフ、いつからだったかなあ、最初はヘロヘロで大丈夫かなと心配してたのが、しっかり根付いてぐんぐん伸び始めていた矢先だった。

 

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 これですよ……。これのほかに、5号鉢にも小さい葉っぱを増やして、大きくなったらこの鉢に植え替えようと思っていたグラパラリーフが、すでに二か月ほど前に、やっぱり猫に落とされてバラバラになってた、それはまだあきらめがついたんだけどね。

 もう、もともとあんまりやる気が起きていなかったところに、これだったので、もういいや、って気分になりました。

 で、今日頑張って、まだ残したい植物と、そうでないのと選り分けた。昨日までは、こんな感じだった庭。

 

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 ごちゃごちゃ置いてるから、隙間にゴミもたまるし、カメも挟まるし、猫も寄ってくるんだよね。

 残すのを脇に置いて、ここからこっちはほしいのあったら持って帰ってね、と掃除のおばさんに言ったら……全部持って帰ったw 旦那さんがピックアップトラックでやってきて、嫁も一緒に連れてきて、三人で全部積み込んで。あーーーすっきり。

 で、置いてたブロックやら棚やらを片付けて、溜まってた落ち葉やゴミも掃除して、残した植物を並べてみると、

 

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 どうよ。手前の丸い平鉢は何も入ってないんだけど、カメのケージにしてたやつだから、また使うかもだし。アデニウムをここに植えてもいいかもと思って残しました。

 まあこれでも、塀のすぐ横にテーブルという構図は変わらないので、また猫に落とされたら、今度はどれが落ちても大事なヤツってことになる。テーブル全体に金網でもかぶせようか……。

 

 植物整理してたとき、犯人が残した証拠を発見。

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 ハオルチアに、アロエ・ピンクブラッシュの折れた葉っぱと、猫の毛がひと房。白に黄色の交じったやつね、あの猫だね。たぶん猫同士の喧嘩だったろうから、一匹のせいじゃないけど。

 

 あと、これはあげちゃったけど、サボテンのキンシャチ。棚の下のほうに突っ込んでいたので、あまり見てなかったんだけど、引っ張り出してみたらちょっとすごかった。

 

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 大きさがわかるよう、私の足も一緒に写してみました。

 7年前の記事。

 

animalesmx.hatenablog.com

 

 買ったときは、

 

animalesmx.hatenablog.com

  50ペソだったけど、このサイズになったらたぶん今なら500ペソとかするだろうな。こうして過去の写真を見てると、やっぱり手放したのはもったいなかったか……と貧乏性が頭をもたげてくるけど、もう行っちゃったし。それに、これもう大きすぎてぐらぐらしてて、植え替えないとダメなレベルだったけど、トゲがすごすぎてねえ、植え替えはものすごく大変だと思う。

 掃除のおばさんは、姉妹が植物好きで庭にいっぱい植えてるとのことで、私が前にあげた何やらも大きく育っているそうだから、そこで地植えにしてもらったほうが植物たちも幸せかもね。

 

 

 ええと、イグリンコに続いて植物も手放して、そのうち動植物ゼロになってこのブログも終わるんでは……とか心配されそうですが、まあ確かに、自分の歳を感じるようにもなって、病気もして、先のことをちょっと考えるようになり、少しずつでも身辺整理を、という気持ちはありますけど、どう間違ってもカメンコは私が死なない限り手放さないし、他の子たちも(一部は手放す可能性あるけど)基本的には最後まで面倒みるつもりなので、ブログをやめるかどうかは別として、やっぱり私は、少なくとも何か育てるものがいてくれないと生きていく張り合いがないタイプだと思うので、ゼロになることはありませんので、ご心配なく!