南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

タラちゃん、死亡……

 今朝、タラちゃんが死んでいるのを発見しました。

 

 8日の晩、ワンコの散歩から帰ってきて、玄関先のタラちゃんをふと見たら、なんか足が一本もげて、頭の上に乗っかってる!? と思って、慌てて蓋を開けてよく見てみたら、アクロバティックな恰好で足が曲がっているだけだった。何、変な恰好してるの、と思いつつ、心配だったので、ちょちょっと割り箸でつついてみたら、動いた。けど、その動きがなんかおかしい。自分の糸に絡まってお腹がくっついてしまっているような、ぎこちない動き方。

 しばらく様子を見ていたら、もうちょっとだけ動いて、あとはそんなに動かなかったけど、まあ普通かなあ……? でも、もしかしたら、と思ってた。ちょっと前から、何となく様子がおかしいことがあったしね。

 コオロギは、今年に入って2回くらい供給してたけど、少しは食べたものの、そんなに食欲ある感じではなかった。

 

 大きさも、文献に載ってるメキシカンレッドランプの最大サイズよりも大きいくらいになってたから、寿命かなあ……。

 うちに来たのが、2015年6月22日。4年弱、うちにいてくれたことになる。

 

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 うちに来てすぐは、ニャンコとニャンタ、それにイグリンコも部屋にいて、タラちゃんケースをのぞき込んだりして、ストレスからかタラちゃんのお尻ハゲハゲになってたなあ……。

 

 一度目の脱皮。

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 二度目の脱皮も、ほんの数日の旅行中にやられてしまって目撃できず。

 

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  三度目の脱皮もw

 

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  そして、まさかの4度目の脱皮。

 

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 結局、脱皮の瞬間はほとんど見せてもらえなかったけど、タランチュラとクモ全般の不可思議摩訶不思議な生態について、あれこれ知るきっかけをくれたタラちゃん、ありがとう。

 メスは20年とか生きるらしいから、寿命で死んだのだと思えばうちに来る前に10数年は生きていたわけで、そのあいだには子孫も残していただろうし、老後を囚われの身で過ごすはめになったと思ったか、それともちょっと狭いけど静かでご飯もまあまあもらえて悪くない生活と思ってくれたか?

 タラちゃんの気持ちはわからないけど、ホントに、うちに来てくれてありがとう。

 

 

 タラちゃん死んじゃった~、と友人たちに報告したら、今年のお正月に旦那さんの実家でタランチュラを捕まえて外に逃がすことに成功した友人が、

 

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 「次、タランチュラ見つけたら持って帰ってあげるわ~!」と言ってくれたけど、いやいやいや、気持ちだけもらっとく、ありがとう、とw タラちゃんとの生活はワクワクとっても楽しかったけど、やはり生餌の確保はけっこう大変だし、これからはうちは、動物は減ることはあっても増えることは、まあいちおうないはず、たぶん(ベニが増えたのは無視)。

 このブログに残したタラちゃんの雄姿を懐かしみつつ、人間も老後を穏やかに過ごす方向へ持っていこうと思います。