南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

カミキリムシの大発生

【この記事を書いてて、ほぼ書きあがった段階でちょっと離れるつもりが近所のおばさんと長話になり、戻ってきたらなぜかパソコンが勝手に再起動してて、書きかけだった記事が吹っ飛んでいた……orz もう今日は書き直す気力ない、無理、と思ったけど、明日は明日でネタの予定があるので、何とか気力を振り絞って書いておきます】

 

 

 このごろ夜になると、私の部屋にこんなカミキリムシが。

 

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 最初は一匹。その次の晩にまた一匹。その翌晩はなぜか車のなかに一匹。変だねえ、と言い始めて、しかし毎晩毎晩出てくるこのカミキリムシ。本棚に使った板に卵でもあったのかと思ってたけど、5匹目6匹目となると、これはヤバい。猫たちがもれなく見つけてくれるから、そのたびに捕まえて外に放り出すんだけど、まさか戻ってきてるとも思えないし。でも本棚のどこかで発生してるなら、本がやられてる可能性もあるし、全部引っ張り出してチェックするしかないか……? と絶望してたんだが。

 先日、一晩で3匹見つけて、これはどうもおかしい、部屋の中でこんなに発生してたらなんぼなんでも目に付くはず。

 で、思いついたのがイグリンコのケージ。あのあとそのまま放置してて、枝が残ってる。そこかッ!? 覗いてみたら、穴がぼこぼこ。あーよかった、室内じゃなかった。

 暫定対策で窓を閉めて入ってこられないようにして、今日、掃除のおばさんに手伝ってもらって、ケージから枝を引っ張り出した。木の材質によるみたいで、やられていたのは2本。完全に朽ちていて、ちょっと力を加えるだけで、バキバキに折れた。

 

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 木くずのなかに、いるいる。

 

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 粉まみれの成虫。

 

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 びよんびよん動くサナギ。

 

 枝の中は、

 

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こんななってた。

 

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 ここには頭隠した成虫が。

 

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 枝の表面にはこんな穴がぼっこぼこ開いてた。ここから外に出てたんだろうな。この穴、直径が5~7mmほど。私の本棚の板はほとんどが厚さ2cmなので、こんな穴を大量に開けられたら、本棚崩壊する……。猫たちがいるから、残ってないとは思うけど、恐ろしや……。

 

 とにかく、元を絶ったので、もう部屋には出没しないと思うけどね……。シロアリだけじゃないんだな、本の敵は(・ω・)