南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

暴君イグリンコ、寄生虫は消えました

 中庭に出したイグコは、午前中日向ぼっこ、午後はちょっと家に入れろとねだるけど、すぐに諦めてセイバの木の上で寝るという、お手軽な性格。

 一方のイグリンコは、イグコがいなくなって落ち着いたかと思ったら、そのまたすぐあとに私もいなくなったからか、自分が部屋の主だと勘違いしたか?

 昨日帰ってきてすぐは、私を見てちょっと背中持ち上げたりするくらいで、まあしょうがないかと思って話しかけてなでなで、特に問題なし。今日も朝は同じような感じで、でも相手をしたりご飯をやったりしていると落ち着いた様子。そうそう、こういうイグリンコは扱いやすくていい子だよねー。


 ちなみに、出かけた金曜の朝にしたイグリンコのウンチを袋に取って、ワンコを獣医さんに預けるついでに検便も頼んだ。空港から獣医さんにケータイメッセで検便結果を訊ねたら、何らかの原虫の卵(シストってことだと思うが)が一個見つかっただけでした、とのこと。ほーらね、薬飲ませなくてもコントロールできる範囲の原虫だったんだよー。

 とはいえ、また大発生する可能性もあるので、そのうち顕微鏡を手に入れて(本格的なのがほしいダンナと、できるだけ安くて小さいのがほしい私で意見衝突中)、お手軽に家でチェックできるようにしたい。


 パソコンに向かっていたらその上に出現したイグリンコ。

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 ご機嫌な顔。

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 このあと、部屋を歩き回って、私の後ろの本棚に垂直登りをしようとし、それをサポートしたら(本に爪掛けられまいと思って)私の肩に乗ってきた。肩乗りイグアナ〜。

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 爪も立てず、おとなしくしてるなあ、と思っていたんだが……。しばらくすると、いきなり口を開けてかぷっと私の右手を噛もうとした。攻撃というほどでもなく、たまたま見てたから避けることができたけど、そこからご機嫌斜めになる。目の前だから威嚇されるとけっこうヤバい、喉元を掴みつつ、なだめて肩から下ろした。

 そのときはまあまあおとなしくなったんだけど、それからまた机のうえに来て威嚇を始める。ウザいので、放置して部屋を出てしばらく待って戻った。

 そしたら窓際にいて、まあ落ち着いて見えたんだけど、本棚の上に広げていったオムツを回収しようと椅子に乗って手を伸ばしたら、枝を駆け上るようにして威嚇。そんなにオムツ好きか、じゃなくて、自分の寝床をいじるなってことか?

 そのあとも何かとウザかったので、またしばらく放置して、そのあとはまあまあおとなしくなった(というかもう暗くなったので寝る体勢だった)。


 またイグリンコが落ち着くまで数日、あるいは一週間以上かかるかもねー。めんどいけどしょうがない、しばらく付き合って調整していくしかないです。