南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

ミゾッコにテラリウム作製

 今日は獣医さんに寄生虫駆除してもらいに連れていこうと思ってたんだが、考えたら万能駆除剤みたいなのがあるわけではなかろうし、まずはウンチを調べてもらってからか!?

 と気がついたので、今日はとりあえずワンコのあれこれについて相談と支払いをしに獣医さんへ。獣医さんもカメ寄生虫についていろいろ調べてくれたとかで、薬をやることもできるけど、症状が特に出てないなら無理にすることもないかな、と。ただ心配はカメンコへの感染なので、そのうちウンコ検査してもらうことに。

 その話の流れで、獣医さんが「うちにもカメいるんだけど、ほしい?」と……。うッ……。ほ、ほしいかもしれないけど、そんなこと言ってたらあっという間にカメ屋敷になっちまうぜ……。なんかまだ小さいカメ(獣医さんの指で示すサイズを信用するなら5cmくらい)で、二ヶ月ほど前に庭で見つけて、奥さんが作ったガラスの小さいテラリウムに放り込んであるそうな。でも大きくなる種類だよ、このくらい、と獣医さんの手で示されたサイズを信用するなら、30cmくらい!? そのくらいでかくなってくれたら庭を歩いてもらってもいいけどねえ。

 獣医さんの話では、やはりある程度の庭がある人のところにはカメが出没するらしく、いろいろ名前を言われたが、スペイン語名……ですらないマヤ語かナワトル語か、みたいな名前を言われてもわからん。ひとつだけわかったのは、Tortuga de caja、ああ~ハコガメだ! それなら私もほしいかも! いつの日か、縁があるといいな……。


 とか言いつつ、まずはミゾッコの住処を何とかしてやらねば。

 ということですでに今週、スーパー4ヶ所、雑貨品売りの屋台2ヶ所、植木屋さん2ヶ所を巡り歩いて、大きさと素材と値段を比較検討、それぞれの長所短所を考えれば考えるほど、どれも帯に短したすきに長し、うーーーん、と悩んでいたら、ダンナがツルの一声(亀のダンナが鶴だとは……)、「あの植木屋にあった素焼きの鉢にしろ。小さすぎるとなったらそのときまたもっと大きいの買えばいい」と。じゃあそうしますか。


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 どどーん!と買ってきました、227ペソ、直径60cmの浅鉢。底に穴が開いているので、そこは便利、自然っぽい素材でプラスチックより気に入ってもらえそう、ただし、やや小さいかもというのが難点。でも30cm四方のたらいよりはマシだよね。


 土も買ってきた園芸用のを底に敷き詰めるとして、植物はどれを植えてやろうか、水用のお皿はすでに二種類買ってきてある(ちょっと深めのと、浅いのと)。植物は、よく増えて、ミゾッコに踏みにじられても惜しくなく、めげそうにないのを、ということで、コダカラベンケイ、高咲蓮華のミニ株、シダレツユクサ(カリシア・フラグランス)、そしてわっさわさになっていたカリシア・レペンスを植えることに。

 最初、5号鉢を横向きに埋めてハウスにしてたんだけど、大きすぎて隠れた気分になれそうにないので、3号鉢に取り替え。ココナッツハウスも一応、一緒に。水入れは深いのを設置したら、這い上がれなかったのでやめて、浅いほうに。浅いほうは這い上がるのに問題ないけど、甲羅が上まで浸からないんだけどねえ、しょうがないか。


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 ミゾッコはカリシア・レペンスの藪の向こうに隠れている。


 アップで。


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 いかがでございましょうか? お気に召しましたかな?

 ちょいとレイアウトを変え、ポーチの玄関脇に設置。


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 うーん、延々円運動にはまり込んでしまいそう……。四角い鉢があればよかったんだけどねえ。そしたら隅が少しは落ち着いたかもしれない。


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 新居にキョロキョロ。