南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

ケール、らしきもの

 先日、めったに行かないスーパー、メガに行ってみた。何か目新しい野菜(カメの餌用に)ないかな~、と眺めて、こんなものを発見。


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 葉の長さは20cmほど、けっこうがっしりと分厚くて、チリチリになってるのは縁だけ。これ何だろ、レジでわかるかな、と買ってみたけど、レジの女の子も私に「これ何ですか」と訊く始末。知らない、と言いつつ買う私も変な客だよな。結局レジでは、パセリということで会計。

 困ったときの掃除のおばさん頼みで訊いてみたけど、知らないと言う。あら~。


 とりあえず、少しだけ切ってカメにやったら、そんなに好きじゃないけど一応食べる。

 ただ、見た感じがほうれん草やアセルガ(フダンソウ)に似ていて、その近縁種だとすると、シュウ酸が多い可能性もある。やっぱりちゃんと調べないと、安心して食べさせられない。

 ということで、ツイッターで流してみたら、ケールではないかとの情報が。調べたら、まさにそれのような気がしてきました。ということで、記事書いちゃってます。


 ケール、スペイン語ではcol verde、col crespaなどと言うらしいですが(後日確認したところ、くだんのスーパーではBerzaという名前になってました)、要するにキャベツの変種だそうです。日本では、青汁の原料として有名らしい。花材としても使うとか、ケールと教えてくれた友人から聞きました。

 キャベツなので、アブラナ科。成分を調べてみると、こちらとか。カルシウム220mgに対し、リンが45mgと非常に優秀。蛋白質、脂質は少なく、繊維は3.7gとなかなか豊富(キャベツだもんなあ)、ミネラル・ビタミンも豊富。シュウ酸はここには出てませんが、少ない様子。

 ただし、アブラナ科なので、甲状線種誘発物質が含まれる(と思われる)。大量にやるのはよくないかもだけど、何しろこのカルシウム量なので、ある分は遠慮せず食べてもらうことにしよう。


 にしても、ネットの情報力はすごいです。教えてくれた友人、協力してくれた友人たちに感謝しています。