南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

子吹きサボテン

 今日も大量に植物仕入れてしまいました。まずは面白いサボテン。子吹きどころか、孫まで吹いてるよ。このまま育ったら、いったいどんな形態になるんだろうか?


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 Coryphantha andreaeに、似たような子株がいっぱい出ている写真あり。でもトゲがもっと太いんだよね。


 後日(2011年2月)、ギムノカリキウム属に似たのを発見。最初はGymnocalycium uruguayenseかと思ったけど、トゲの太さが違う。何となくすっきりしないでいると、Gymnocalycium marsoneri ssp. matoense、もしくはGymnocalycium matoenseを発見。これかな。

 ギムノカリキウム・マルソネリだと、和名「綾鼓」らしいんだけど、これはちょっと違う。亜種もしくは種としてマトエンセのほうであろうと推測。ただし、私のはやけにトゲが長いけど。


サボテン科ギムノカリキウム属

学名:Gymnocalycium marsoneri ssp. matoense?

シノニム:Gymnocalycium matoense?

和名:不明

スペイン語名:不明

常緑多年性

原産地:ブラジル(Mato Grosso do Sul) matoenseはここから来てるのか


 このサボテンはよそでもいくつか見かけたことがあり、やっぱり大量に子を吹いている(というか、子を吹いてなければ同じだととっさに認識できないかも)。園芸種としては比較的ポピュラーなサボテンなのかも。

ツカボセンセではないかと指摘

 eriosyceさんから、これはギムノカリキウムのツカボセンセtucavocenseではないかと指摘いただきました。学名Gymnocalycium damsii v. tucavocense、(= G. anisistii v. tucavocenseとも)。

 こちらに英語サイトがあるんだけど、これだとだいぶ感じは違うし、子株はめったに出さないとある。しかしこちらの日本語サイトだと、子吹きし群生するとあるので、それで合っているような気もする……。

 こちらにはツカボセンセの写真が12枚、でもどれもここまで子と孫を吹いてはいないんだよなあ?