南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

ポチコの卵は順調、ポチオ鼻すりむき

 ポチコの卵は三つとも順調に発生が進んでいるようで、白帯が広がってきている。

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 昨日の写真から約24時間経過。


 シロクチドロガメの卵の孵化までの日数を調べてたんだけど、日本語(と英語)の文献だとソースがひとつなのか、126〜148日という数字ばかり。えー、そんなにかかるのか!? 『ニオイガメ・ドロガメの医・食・住』だと「二ヵ月半から三ヶ月半」とあったけど、この本はどっちかと言うとニオイガメに比重を置いてるしね。126〜148日として計算すると、元旦のポチコの卵が孵化するのは5月頭から末にかけてということに。

 ドイツ語で探すと、Peter Fritz氏のところでは24〜30度の気温で71日から162日と、とても幅があるとのこと。日数と温度の相関関係は認められず。

 同じくドイツ語のこちらだと、28度で90〜130日、しかし200日以上かかった例もあるとか。また、カメフォーラムサイトである人の記録では、117日という例が。

 まあ100日±30日くらいに思っておけばいいのかなあ。


 昨日水没させちゃった産卵ケースを何とかしようと思って、ケースをもう少し高く設置するか、たらいに穴を開けるか。後者は楽チンだけど(ドリルを借りる必要があるが)、水深をそれ以上取りたいときに後悔する。そこで、深さを測って、適当なものがないかと探したところ、半透明の衣装ケースがちょうどの高さだったので、二ヵ所に穴を開けてひっくり返して入れてみた。

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 お試しで、産卵ケースの代わりに石を置いている。最初産卵ケースも置いてみたんだけど、ポチコが下のケースの中に入って、出口がわからなくなったのか、なかでジタバタしてたもんだから、溺れるかと冷や汗、慌てて引っ張り出した。半透明だからいかんのかなあ、それとも出入り口を学習すれば問題ない? というわけで、石でしばらく代用して様子を見ることに。


 ところで、今朝ポチコたちの様子を見ていたら、ポチスケがポチオの背後に忍び寄ってた。おおお? と見ていると、後ろからそうっと近付いて匂いを嗅ぎ、背中におもむろに乗る……。ところがそこでやっとポチスケに気付いたらしいポチオったら、ジェット噴射の勢いで逃走w なんでやねんw

 まあでもポチスケにその気があるのなら、もしかしてそのうち、と期待してみる。

 で、産卵ケース設置のためにあれこれやってて、ふと気付いたらポチオの鼻先にも白いポチが。

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 ポチコの鼻先は治ってきてると思うんだが、病気じゃないよね、これもブロックにぶつけたとかだよね? ポチスケに追われてたし……。やっぱ、ブロックはやめたほうがいいかもねー。陶器のシェルターは残すから、そこで怪我する可能性もあるけど。