南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

キセモンが二匹に!

 このごろほぼ毎晩雨が降るようになって、すっかり雨季。で、今朝のワンコ散歩の途中で近所の家の白い壁に、目の高さにキセモンがいるのを発見。こんなところにいたら食べられちゃうよ? めっちゃ目立ってるし、と幕張って寝てるのを取り外し、ダンナに「これ持って帰って」と渡す(私はワンコのリード持ってるから、うっかりつぶすといけないので、こういうのはウンチ袋係りのダンナにいつも頼む)。

 それから、犬が飼い主に意地悪だった人を見分けて態度を変えるという実験の話をダンナにして聞かせてたら……おいこら、聞いてんのかッ!? ……聞いてないね、キセモンを見下ろしてニマニマしちゃってさー、自分の掌でキセモンが動き出して嬉しくて仕方ないらしいw 

 しばらく歩いてると、「おーい! 助けて! 落ちる!」って、キセモンが掌の端っこに来たのを必死に受け止めようと……??? あの、それカタツムリなんですけど? 何やってんの??? ダンナの指をグイッとつかんで、手を180度回して見せる。もう一方の手で必死にキセモンを受け止めようとするダンナwww 落ちないってえの、どんだけカタツムリの生態知らないんだよw

 それで安心したらしいダンナ、それでもそろそろと歩いてたんだけど、家の近くに来たところで、「あーやっぱり落ちた!」ってw 拾えばいいでしょうがー、ったくもうw


 そうやってうちにやってきたキセモン、ツムリンコと同居してるのよりまだだいぶ小さい。殻口も薄くてパリッと壊れそう。

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 うちのキセ太郎と並べてみる。

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 いずれ育ったら区別つけるの難しくなると思うけど、今のところは明確なので、キセ太郎とキセ次郎ってことで。

 で、キセ太郎でもしょっちゅう行方不明になるツムリンコケースでは難しいので、コオロギケースに薄く土を入れ、キセモンの住処を。

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 そこらに生えてたピレア・ミクロフィラを植えて、石をひとつ。キセモン、どうも乾燥気味なほうが好きみたいなんだよね。でも乾燥しすぎてももちろんダメだから、ちょっと水を差して。

 そしたら割とすぐにキセ太郎が動き出した。

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 ここから連続写真大量なので、折りたたんでおきます。スクロール面倒な方は、GIF動画にしたので、こちらをどうぞ。


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 キセ次郎も起きてきて、石に上がった。

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 わりと気配に敏感で、カメラを近付けるとすぐに目を引っこめてしまう。

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 おおお、接近する!

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 チューした!

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 やたらと首を伸ばすキセ太郎。

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 キセ次郎の背中に乗った?

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 私を見上げて、なんか言ってるw

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 ぐいぐいとキセ次郎の背中に乗っていき……

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 ごてっとこけたw

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 どちらも体勢を立て直し、

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 袂を分かつ。

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 何事もなかったかのように、さようなら〜。

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 でもやっぱりちょっと気になる? キセ太郎は戻ってきて、キセ次郎は植物に興味津々。

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 そんなこんなしながら、蓋はコオロギケースのままだと蒸れそうなので、切って布を貼り付けて通気をよくしてみた。

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 ミルワームもこの方式で(もっと大きいケースだけど)やってるんだけど、あんなに悩んでたダニの発生もなくなって、うまく行ってる。

 このあとキセ次郎は植物から土に下りて、散歩に行った。

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 大きくなってキセ太郎と交尾できるようになるまで、どのくらいかかるのかなあ。うまく卵を産んでくれるといいけど、キセ次郎ですら細かいところは見えないような小ささなのに、卵、見つけられるかしらん?w とりあえず、楽しみがまたひとつ増えました。