南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

斑入りカランコエはフェドシェンコイ

 ちょうど4年前に買ってきた詳細不明カランコエ。さびさびの空き缶に植えられて、徒長しまくってて、10ペソだしまあいいかって感じで買って、某サイトで「これ何ですか」って質問したら答えが三つくらい出てきてw

 まあいいやって適当にほったらかしてたらどんどん伸びて、鉢からあふれてプランタに根付いて、去年末にはなかなかいい感じになってた。

 今は、カメンコに食われたり踏んづけられたりしてるけど、それでもそこそこ。

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 斑入りもいい感じで、たまに真っ白の葉っぱも出てたりする。

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 で、ちょっといじってて発見したのがこちら。

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 地面に落ちてしなびて、カメンコに踏んづけられて穴が開いて引っかき傷もついた葉っぱの縁から、芽が出てるー! 

 うちにはコダカラベンケイとかカランコエ錦蝶とか、葉っぱの端に芽を出すベンケイソウ科の植物はあるけど、この斑入りカランコエは出さないと思ってたよ。そうか、普通にしてると出さないけど、葉っぱが落ちると出すタイプなんだな?

 それで俄然気になって、ちゃんと名前を調べてみることに。前に言われたのは普通のカランコエ(花がきれいなやつ)の斑入り種、カランコエ・フェドシェンコイ、そしてセダムの一種、の三つだった。セダムは買ったときは確かに似てたけど、それから葉っぱがどんどん大きくなったので違うと思う。普通のカランコエとも感じが違う気がする。

 で、フェドシェンコイと見比べると、これだな。日当たりがきついときや水分が足りないときは縁が赤くなるってのも当たってるし。

 ただ、カランコエの類は分類がまだ難しいようで、こちらのページだと、フェドシェンコイとラクシフォラは同じ種ってことになってる。こちらだと、ラクシフォラとフェドシェンコイは近縁種となってる。

 どっちにしても、フェドシェンコイの和名は「胡蝶の舞」で、斑入りだから「錦」、「胡蝶の舞錦」ということになるらしい。はー、ひとつすっきり。あとは、花を付けてくれたら嬉しいけど、どうかな。鉢植えでは難しいかも。