トゲオイグアナの尾切れ
うちの裏庭の塀をうろちょろしているトゲオイグアナの幼体、いつもいるなとは思ってたけど、こないだワンコがじいいいっと見つめてやや興奮気味にしているので(って今のワンコの「やや興奮」は鼻でヒンヒン言うくらいなんだけど)見ると……おおおお、トゲオ幼体が二匹! そうか、そうだったのか!
そのとき写真撮ろうとしたんだけど、小さめのほうはすぐにいなくなっちゃって、一匹しか撮れなかった。
これがそのときの。心持ち太ってる。
そして昨日なんだけど、また塀を歩いてるトゲオが、と見ると……たぶんこの太いほうだけど、ああああっ、尻尾が! 切れてる!? どうしちゃったの? でもこのときは写真撮れず、そのあとに現れた、ちょっとほっそりしたほうのトゲオ幼体は尻尾があるからはっきり区別がつくようになってしまった……。
こちらが、尻尾が無事なトゲオ。大きさはほぼ同じくらいだと思うんだけど、太さが違う。オスとメスなのかなあ。
そして今日は、また尾切れトゲオが塀を歩いていて、写真も撮れた。尻尾がないと、なんか歩きにくそう、バランス取りにくそう、痛々しい……。そういう写真が苦手な人は、このあと閲覧注意です。
かなり根元から切れちゃってる……。誰にやられたんだろうか? イグアナ同士の喧嘩かもしれないし、猫とか犬にやられたのかもしれないし、もしかすると人間かもしれないし、まあいろいろあるんだろうけど……。
イグコの尻尾も、切れたらショックだろうなあと思う。イグリンコの尻尾は太いのであまり切れそうな気がしないんだけど、イグコのはまだまだ細いし、部屋のなかをウロウロしてると何があるかわからない。割と最近も、イグコの尻尾が切れてガーン!って夢を見て、目が覚めてホッとしたことあったなあ。
トゲオ君、めげずに頑張るんだよ! 尻尾は再生するもんね。こうして見ると、けっこう大人っぽい顔つきになってるトゲオ君だね。
イグアナ本によれば、尾が切れた個体はその再生にエネルギーを使うからか、他のより成長が遅れたりするらしい。昔撮ったグリーンイグアナの立派なオス個体も、当時は気付かなかったけど、今見ると尻尾が切れて再生した個体だとわかる(記事はこちら、同個体の別写真もあり)。グリーンイグアナの尾の再生は、まだこれ不完全なのか、ずっとこのままなのか、シマシマ模様がないね……。イグコも(もちろんイグリンコも)気を付けてやらないとね……。
翌日も
また尾切れくんがいつもの塀で日向ぼっこ。
尻尾が切れて動きがぎこちなくなっても、テリトリーを奪われて追い払われたりはしないのかな。これから尻尾がどんなふうに再生していくのか、様子を見ていけたらいいけどな。