南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

渦巻きサボテンとチョーヤサボテン

 渦巻きサボテンこと綴化キリンドロプンティア、2本買ったのがあったはずなんだが、どっちどっちだったか……。しかもこれ、トゲがまっすぐに見えて実は鉤がついてるようで、ちょっと触るとぶすっと刺さって抜けず、めっちゃ痛い。そして刺さった節がすぐに取れるのだ。

 そうやってゴロゴロと取れたのを転がしておくとまた根付いて、なんか、痛いからそんなに増えなくてもいいのに、と言いつつ、捨てることもできないw


 で、昨日また周辺の鉢の世話をしてて、いってぇ~! 太腿にぶっすり刺さって、取れたかけらがズボンにぶ~らぶら。まったくよー、と言いながら久し振りに入念にチェックしてみた。


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 こんななって、傾いて鉢から飛び出してるから、よく引っ掛けるんだけどさ。根元が腐ってる? と心配になって調べたけど、ぜんぜん、平気。そんなやわなヤツじゃなかったかw


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 いつ植え替えたのか記事にしてないけど、鉢は変わってるよね(どっちだかわからないけどたぶん一本目)。


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 なんか、アレオーレがすごいことになってるんですけど、これでいいの?


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 下のほうに、綴化が残ってるけど、前にあった渦巻きはなんかほとんどなくなってまっすぐになっちゃってるんだよね。なんでかなー。


他の鉢も

 めったに記事にしないやつだから、この際全部撮っておこう。

 これがたぶん2本目。鉢が前に植え替えたのと同じだから間違いない!?

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 なんか居候がのさばってて、あんまり成長してないけど。居候はこのあと抜いておきました。


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 そしてこれが、こぼれたのを適当に三つほど転がしておいたら育った……らしい。


世界一痛いサボテン

 ところで、渦巻きサボテンの痛さから思い出したけど、「世界一痛いサボテン」ってのが代々木の植物園にあるそうで、以前見に行った人の話から、チョーヤという名前を聞いて検索したら、見覚えのあるサボテンが出てきてびっくりしたことがあった。

 Opuntia chollaというらしい。メキシコブログでかつて紹介したけど、そっちの記事を書き直すのも面倒だし、写真だけこっちにも載せておこう。

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 2006年9月にメキシコシティの北東にあるトゥーラ遺跡に行ったときの写真。

 ところでさらに調べていると、チョーヤはOpuntia chollaから名前は来てるんだろうけど、こちらを見るとチョーヤサボテン、チョーヤカクタスと言うと、キリンドロプンティアも含むさまざまな種類のサボテンの総称みたい。てことは、うちの渦巻きサボテンも、世界一痛いチョーヤの一種なのかもしれない……。痛さには鈍いほうだと思う私でも、いってえええええ! って言うくらい痛いです。はい。

 で、このチョーヤ、枯れると芯がなんか面白いオブジェみたいになって、園芸やアクアリウムにも使ったりできるらしく、「サボテンの骨」として売られてるらしい。


 うわあああ、検索してたら痛い動画がありました。アメリカンな馬鹿者もとい若者たちが、このサボテン投げて遊んで、刺さってますw