南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

瀕死のマミラリア、開花

 つい先日つぼみを確認したマミラリア、昨日の晩、だいぶ大きくなってるなあと思っていた。でも長さ1cmないくらいだったと思う。

 それが、今朝起きたらすでに開いていた!


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 きれいな薄黄色。花の直径は3.5cm(測った)。茶色く枯れこむのは一応止まっているような気もするけど、よくわからないので、もしかしたらこれが最初で最後の花かも。これを手がかりに、同定できるかどうかチャレンジ。でもあんまり特徴的な花でもないけどな……。

同定、ベネッケイかな

 一応、マミラリア・ベネッケイかな。株の大きさは、測ったら直径7.5cm、高さ12cm。リンク先のサイトでは高さ10cmになってるけど、こっちでは15cmまでとあるし。

 花が黄色いのはマミラリアでは案外少ないので、ちょっと助かった。ただし、花の直径は3cmまでらしいけど、今回の花は一個きりのようなので、もしかしたら頑張って大きくなったかも? ちなみに、花は昼過ぎにはしぼんでいた。


サボテン科マミラリア属

学名:Mammillaria beneckei

和名:特になし

スペイン語名:不明

常緑多年性

原産地:メキシコ南西部(ミチョアカン、ソノラ、コリマ、シナロア、ハリスコ、メキシコ、オアハカ、ゲレロ)


 そして何と言っても、「Turns brown or reddish in intense light, which is needed to induce flowering.」という記述。こちらの写真では確かに茶色くなってるし~。陽射しがきつすぎると、多肉のように赤く紅葉するらしい。が、うちのは少なくとも下のほうは赤くなっているというよりは、やっぱり枯れてると思う。でもその上の帯のように濃い色になっているところは(トゲが邪魔でよくわからないけど)もしかすると赤くなっているだけかも。なーんだ、瀕死っていうほどでもなかったのか?

 で、そうか、花が咲いたのはこの直射日光のストレスによるものだったのね!? ひとつしか咲かなかったということは、もっとガンガン日に当てればもっと花がついたのか? うーむ……。サボテンはいろいろと謎すぎる。


 それと、これはけっこう群生するサボテンだったみたいで、子株を外したのは早計だったかも……。まあしょうがないやね、もうやっちゃったことは。子株には頑張って、何年かかけて大きくなってもらいましょう。


 最後かもしれないので、さらに朝日が射してきた時間にもっと写真を。


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