『カタツムリ観察事典』
- 作者: 小田英智,久保秀一
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1997/07
- メディア: 大型本
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これ、今は『カタツムリ観察ブック』ってタイトルで出てるみたいだけど、私はこちらを入手。40ページに満たないけど大型本で、大きくてきれいな写真が満載。書かれていることに特に目新しい情報はなかったけど、ほっぺから産卵してるシーンとか、知ってはいてもこんなサイズの写真で見ると、やっぱりすごく不思議。
内容はミスジマイマイを中心に、いわゆる「カタツムリ」、マイマイに関してだから、オカモンとかウズモンとかはぜんぜん出てこない。そこまで話を広げると、40ページじゃぜんぜん足りなくなってくるだろうしね。
でも、ウンコを足の下で丸めてきれいに残すところとか、連続写真で載ってて、そうそうそう!w 小包を受け取ってからダンナにピックアップしてもらって、車のなかで取り出して読みはじめちゃってたんだけど、すごい渋滞だったから、ダンナにも「これこれ」とかウンコしてるカタツムリを見せて喜んでたw
カタツムリの天敵としてマイマイカブリが出てた。知識としては知ってたけど、メキシコにもいるんだろうか? カタツムリにどっぷりの今、見ると、マイマイカブリ怖いよ〜〜。こないだ読んだパトリシア・ハイスミスのカタツムリの恐怖より、マイマイカブリに食われちゃうカタツムリの恐怖のほうが切実に感じられちゃうw
その一方で、生まれたてのカタツムリでもそのまま冬越しするとか、卵のまま冬越しするのもいるとか、すごいなあとその生命力にびっくり。
ホント、不思議な動物だよね、カタツムリ。