南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

大人になりはじめたセンコ

 このごろセンコが急激に大人になってきたなあ。頭の羽も生えそろってきたのが、ヒナっぽい産毛じゃなくてしっかりとした羽だし、背中も同じようにしっかりした羽がふんわりと膨らんできた。

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 尾羽も籠のなかでだいぶ擦り切れちゃったけど、新しいのが生えてきてるしね。

 そして何よりも、鳴き声が変わってきた。しばらくひとりぼっちでいたところに私が遠くに姿を現わすと、これまでと違う大きな芯のある声で呼ぶ。センソントレらしい歌声も、短いながらも出すようになってきたし。

 思えばもう長いこと、餌をねだらなくなってるし、あの小さかったころのピヨピヨというさえずりも少なくなった。あのころはかわいかったよなあw 今もかわいいけどさ。


鈴で遊ぶ

 今日、ダンナが引き出しの中身を整理してて、日本からのお土産の鈴のお守りを発見。これセンコにいいんじゃない? というので籠のなかにぶら下げてやったら、遊ぶ遊ぶ。こりゃいいわ。カメラを向けると、カメラのほうが気になってあんまり遊ばなくて、撮影はちょっとしかできなかったけど。

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ワンコと遊ぶ

 こちらは動画も写真もないんだけど。

 センコはだいたい夜になってから籠から出して居間と食堂あたりを飛ばしてやる。ワンコがその辺に寝てると、センコは肝試しみたいに床に下りて、翼を広げ広げしながらじわじわと近付く。ワンコはおとなしいもんで、じいっと見てるんだけど、たまに、遊べるかな?と立ち上がって近付いていく。するとセンコはススス……とテーブルの影とかに避難し、いよいよってところで、パッと飛び立って私の肩とかに来る。

 ワンコは私のほうに寄ってきて、前から後ろからセンコに近い場所へ行こうとする。センコはピョンピョンと私の肩や背中を飛び回り、サイドテーブルに移ってゴミ箱の周りをくるくる、ワンコもくるくる。あんたら、トムとジェリーか、みたいなシーンになる。


 ワンコは、私たちがドイツ旅行に行ってて獣医さんに預けられてたあいだも、犬でも猫でも他のどんな動物が寄ってきても平気でぐうすか寝てたらしい。図体はでかいのに、猫と一緒になってヘソ天で寝てたりするので、笑われてたとか。まあねえ、うちですでにいろんな動物と接してるしね。猫はいないけど。もともとの性格もおっとりしてるんだろうねえ。

 ダンナは過保護なので、ちょっとワンコがセンコを追いかけるだけでワアワア言ってワンコを制止するけど、たぶん何も言わなくてもワンコは何もしないだろうと思う。もちろん万が一ってことがあるから、目は離さないよう気を付けるけど。