南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

イグコの粗相と新しい枝

 14日(水)まるまる一日留守にして、大丈夫かなあと思っていたセンコは問題なく過ごしていたようなんだが、イグコもその日はちゃんとトイレにして、ご飯は少ししか食べてなかったけど特に問題なかったようだったんだが……。

 ところが昨日(木)の昼過ぎ、いつものようにトイレたらいのある本棚に上がったイグコが、なぜかたらいのなかじゃなくそのすぐ横に積み上げた雑誌の上でおしっことウンチをーーー! ダバダバと本棚を流れ落ちるおしっこ。ちょうど本棚と本棚の隙間だったし、雑誌の表紙は水をはじいてくれたので被害はそんなになかったんだけど、掃除が大変だったよ……。こらっ、イグコ! なんでそんなところにする!? と睨んだら、一応反省してるっぽい顔をした、と思ったんだが……。

 実は数日前からトイレたらいにキッチンペーパーを敷くのをやめていた。前はキッチンペーパーごとビニール袋でつかみ取って捨てて、あとを洗ってたんだけど、たらいに直接してくれたらそれを人間トイレに流して洗うだけで済んで、紙とビニール袋の節約になるなと思って。それでやってみたら特に問題もなく、いつもどおりたらいでやってくれるからよかったと思ってたけど、もしかしてイヤだったのか?

 そんなら、と昨日は本棚を掃除したあと、トイレたらいに前のようにキッチンペーパーを入れておいた。なのに、今日(金)また……。昨日と同じところで、じゃーーーーーーー。

 あああああもうーーーーー! 昨日、あの辺の本にビニールシートをかぶせたほうがいいかなあと思ってはいたんだよね。思っただけで実行しなかったけど。きれいにしても、もしかしてイグコにはまだ匂いが感知できたのかもしれない。

 今日はちょっと、すごく古い雑誌数冊におしっこがしみ込んでしまって、でもまあもう読み返すこともないだろう雑誌だし(日本語なので捨てるに捨てられなかった)、この際思い切って処分、ビニールシートも切って、大汗かきながら足台を積み重ねて2m以上の高さの本棚のてっぺんを覆ったよ。

 それでもイグコがまた同じようにたらいの外でトイレをしたら、本は汚れないとしても掃除は大変だけど……。もしかしてたらいが狭くなってきたのかなあ。でも、全身をたらいに入れてやる必要はないんだよ、イグコ? 下半身だけ入っていればいいんだよ?

 とにかく、明日はどこでトイレをするか、戦々恐々。

新しい枝を設置

 ところでワンコの散歩に行く公園(センコを拾ったところ)のカエンボクの大木が、枝が電線にかかるからか、かなりバッサリと伐採されてた。その枝が公園の隅に積み上げて放置されてたので、ダンナと散歩の途中で適当なのを見繕って拾ってきた。

 イグコ、寝場所の本棚から私の机に下りてきて、そこから餌を置いてる窓際までいつも私が連れていってやってたんだよね。私がいるときはいいけど、まあ面倒っちゃあ面倒だし。それと、餌台からトイレに上がる枝も急勾配すぎて上がりにくそうだったし。


 かなりでかい枝を担いで部屋に持ち込むと、センコはジュージューと抗議の声を上げて飛び回ったけど、イグコはわりと静観。設置すると、すぐによじ登ってご機嫌?

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 これで一本の枝。下向きに伸びる枝から手前に出てる部分はいらないし、ちょっと邪魔なのであとで切るかも。


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 ご機嫌のイグコ。

 最終的にはこんな感じのレイアウトに。

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 で、イグコはすでにあちこち登ったり下りたりして具合を確かめてた。

 これで機嫌を直して、明日はちゃんとトイレでやってくれるといいけどなあ。それにしても、11月に一週間ほど旅行に出ようかと思ってたのに、一日留守番でこんなにいじけるんじゃ、一週間もほったらかし(もちろん餌や世話は人に頼むとしても)にしたら、どうなることやら……。