南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

カエル3号

 今朝は上陸したのが3匹に。たぶん新しい3号がこちら。


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 尻尾があるからね。しかし、もうこれ以上は区別するの難しいかも。もっと大きくなってくれたら、模様とか違って見えるのかなあ。


 1号と2号はこちら。どっちがどっちだか、わからん。

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大きさを測ってみた

 1cm未満だとは思うけど、世界最小のカエルが1cmだとか読んだので、きちんと測ってみることにする。


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 二匹、成功。わりとみんなピョンピョン跳ぶようになってて、なかなか難しいのよ。でもまあ体長8mmってとこかね? ここからどのくらい成長するんだろうか?


細部写真あれこれ

 アップでいい感じに撮れた。

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 他の写真でも見えてるけど、三色まだら模様だよね。これが肉眼で見えたら、個体の区別もつくんだろうが……。


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 指先に吸盤はやっぱりなくて、後ろ足の指のあいだにすこーしだけ水かきがある。

 とすると、やっぱりアカガエルの仲間かなあ。しかし昨日探したカンペチェのカエルでは、アカガエルは中型のしかいない感じだったよなあ。新種……てなことはないかw

大きさから言うとGastrophryne?

 アカガエル科でいろいろ見てたけど、大きさが違うんだよなあ。

 で、大きさで見てると、Microhylinaeヒメアマガエル科が小さくて、その中のGastrophryneはG. elegansってのがこの辺にも広く分布。ただしデータはあんまりなくて、代わりにG. carolinensisってのが英語ウィキとか詳しい。成体は、カロリネンシスが2~3.5cm、でかいのは5cm以上? エレガンスは2~3cm以内ということで、少し小さめだけど、まあ似たような大きさ。で、オタマからカエルになったばかりのカロリネンシスは7~12mmだとあるので、やっぱそんな感じなのかなあ。

 ただ、Gastrophryneは水滴型の体型をしてるそうで、うちのはみんなお腹すかせているからか、もっと痩せてる。これからかな? もしこの種類だとしたら、少なくともカロリネンシスはアリやシロアリを食べると書いてあるので、やってみようかなー。

 それともまったく違う種類かもしれないけどね……。


 さらに探していると、カロリネンシスだけどこんなページがあって、オタマジャクシの写真も。そーか、オタマの時代から鼻先が尖ってるのか……。じゃあ、なんか違う気がするな。

Engystomops pustulosusかも?

 ハペトロジー・オブ・メキシコのサイトは、州ごとの絞込みができるけど、意外と漏れもあることに気付いて、カエルを端から見てみた(リンク先がない種も多いけど)。

 そのなかで、びびっと来たのがEngystomops pustulosusカルメンも分布地域に入ってるし。画像検索すると、こんなのもあって、オタマとカエルの中間状態の子、まさにこれ~! と言いたいドンピシャ画像だけど、でもまあチビこいのはみんなこんな感じなのかもしれない……w

 この種に関するサイトを探すと、コスタリカの生物種サイト(かなり充実)のページとか(トップ絵は似ても似つかないが……)、世界の両生類サイトのページとか、いろいろ書いてあるので、うちのが育ったら再確認してみよう。


Leptodactylus melanonotusの可能性も

 もうひとつはこちら、Leptodactylus melanonotusも分布はばっちりだし、雰囲気も似てないことはない。成体は3cmくらいになるらしい。