南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

短少刺マミラリア

 今日は振り替え休日で、暇なダンナとあちこちウロウロお出かけ。スーパーで買い忘れたものを、と思って、ついでに(???)もう一個サボテン、昨日気になってたのがあるんだけど~~。

 行ってみたら、やっぱり久し振りだったからか、けっこう売れてて、私がほしかったのも「もうない!?」と思ったら、昨日とはだいぶ違うところにあった。よかったー。


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 これ、何となくもう持ってるような気もして、昨日はためらったんだけど、まあ似たようなのはあるけど、でもやっぱ違うよね?

 何に似ているかと言うと、まずは未だに正体不明のギムノじゃなくてマミラリアかもしれないヤツ。これ、実はだいぶ前だけど、他のいくつかの鉢と一緒にある日棚から転げ落ちてて、子供がボール遊びでもしててぶつけたのかなあ? それにしてはボールが見当たらないが……とにかくその転落で子株が一個外れて、一個行方不明になったという、一家半離散なんだけど、まあ残ったのは元気。


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 トゲの数や長さ、色合いなどがすごく似てるが、でも今回のは一家離散サボテンに比べて、

1.トゲがまっすぐで湾曲してない

2.トゲに溝がない

3.おっぱいが三角に尖ってなくて、かつ先っぽが凹んでいる

 などの違いがある。まあ種類によっては、そんなの誤差の範囲かもしれないけどさ……。


 アップ写真。

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 そしてもう一つ、綿毛つきマミラリアと呼んでいるオランダ丸ともちょっと感じが似ている。

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 オランダ丸は一度にじゃなくてバラバラと2,3個ずつ花を咲かせ続けているんだけど、それを別としても、パッと見はだいぶ違う印象なんだよね。でも、子株の出方がそっくりさん。

 とはいえ、それ以外は、トゲの数も出方も違うし、あ、でもトゲがまっすぐなところは同じだけど、綿の分量もだいぶ違うし、オランダ丸はおっぱいにはっきりと稜が出てるし、まあたぶん親戚さんかもしれないが、別人。と言いつつ、Mammillaria voburnensisで画像検索すると、今回のみたいにトゲが3~4本のも出てきたりするんだけどね……。


 マミラリア・マグニマンマMammillaria magnimammaかもしれない。subsp. krameriってのが、こういうふうにトゲが少なく短い亜種っぽい。


 まあともかく、白くてくっきりと短くまっすぐなトゲの潔さとおっぱいの丸さwに惹かれた一品。