庭に繁茂するカメの餌
カメンコも赤ちゃんを脱して食の好みが変わってきたのか、最近はいろんなものを食べるように。
それで、庭で勝手に増殖する植物を食べてくれるといいなー、と思っていろいろやると、食べるわ食べるわ。これまでは食べても数口だったのを、まあ今だけかもだけど、バリバリと。
カリシア・レペンス
これはよく育つからと大鉢に植えたのが、4月末。それが今ではこんなんになってて。
ぷちぷちと適当に摘んでも、どこちぎったかさっぱりわからないレベル。それをカメンコにやると。
大口開けて、茎まできれいに喰っちまう。
カリシア・フラグランス、シダレツユクサ
同じカリシア属のシダレツユクサは、カメの餌になるという情報はないけど、食べさせても大丈夫かねえ? とこないだちっちゃい葉っぱを一枚むしってやってみたら、ぺろりと平らげた。
これまた、もうどうしようもないほど増えて増えて。
単に、手入れを怠ってるだけ、掃除をサボってるだけ、という気も……。
とにかく最初にやったら食べたので、これもメニューに追加。
これもかぶりつき。ただし、今日のは最初にやったのよりはだいぶ大きめだったせいか、かなり繊維が多くて、カメンコには噛み切れなかった様子。それでも引き裂いていくらかは食べていたけど。
反省。今度は茎の途中に出ている程度の1cmくらいの葉っぱにしよう。
コダカラベンケイ
もはやこれは雑草というより害獣ならぬ害草と言ってもいいんじゃないか、というくらい、好き勝手なところに子供を飛ばしまくっているコダカラベンケイ。
その分布。
子株を植えたらぎっちぎちになってる真ん中の鉢と、両側にも当然のごとく侵入。ゴールデンハーニーはいいとして、左のマツバギクは主がヨロヨロなのをいいことに我が物顔。まあこれでもここ二週間ほどでだいぶカメンコのお腹に入ったので、減っているほう。そしてサンセベリア・パルヴァとは相性がいいのか、近くもないのになぜかいっぱい居候。
紅葉彩雲閣の根元には最近お邪魔しだした子らが、そして鉢の中ばかりか足元の吹き溜まりにまで根付いているやつら。
そして、大元の親株と、木のテーブルの上でどうにか生き延びようと頑張ってるやつら、アロエの葉の隙間にちゃっかり座り込んでいるやつまで。
こんな感じで増え放題なんだけど、最初のころあんまり食べなかったカメンコが最近これが大好きで。ウィキに、気になる記述があったので、食べさせるのはどうかなあと思ってたんだけど、リクガメブログを見ているとけっこうみんな普通に食べているようだし。少し食べさせてみても、吐いたりお腹下したりもしなかったし。何より、食いつきがすごい。一度なんぞ、庭で食べさせていて、あまりの勢いで鼻から緑色した鼻ちょうちんが……。風邪引いたんじゃなくて、食べてるときのちょうちんは口から逆流したよだれなんだよね? いやはや。
というわけで、このごろはこうやって勝手にそこらに生えているのを、根っこから引き抜いて丸ごとカメンコにやっている。
以下、連続写真。
これは例の、おいしいやつか? (午後のすでにお腹がそこそこ膨れた時間だったので、朝ほどがっつかない)
と思ったら、一気に大きく!
ばりばりばりと、あっという間に数枚を処分してしまう。
逃げる葉っぱをしっかりくわえ込んで。
根元まできっちりと食べつくします。
もっとないかー、ないのかー。