南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

199個の竜玉……の種

 4月はじめに収穫したサボテン竜玉の種、捨てるには忍びないけど、サボテン実生はまだまだちっこいのがいっぱい(25本のうち小さすぎて無理かなと思った1本と、夜中の雨で溺れて溶けた3本以外の21本が生き延びている)。

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 竜玉まで実生やるとなると、場所も取るし、適当な容器も土も考えるの面倒だし、と放置してたけど、やっぱり種は新鮮なうちに蒔いてやったほうが発芽率もいいらしい。


 ということで、一念発起。裏庭から砂をザックザックと集め、洗って、イワシの缶詰の底に穴を開けたものに紙ナプキンを敷いて砂を敷き詰めて。

 で、その種なんだけど、数えてみたよw 100個くらいかなー、と思ってたら、199個でした。1号鉢の受け皿に入れてて、二度ほどひっくり返して一部をぶちまけ、できる限りは拾ったのちの数字なので、どこかにもう一個落ちてないか、そしたらぴったり200でキリがいいんだが……と探したけど、なかった。


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 数え終わった種(右端の大きな塊が150、小さな塊が各10、そして端数が9個)と、入れてた受け皿と、数えるのに使った爪楊枝w

 で、これを、ふたつのイワシ缶に、100個と99個、10×10に……と言いたいが、さすがに私もそこまではやらないw


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 適当にパラパラと蒔いて、目視でくっついている種をピンセットでつまんで適当に散らしただけ。砂は洗ったときのまま、湿っている。ちなみに、消毒はしてない。

 そのままその辺に置いて、ときどき腰水してやればいいよね、と思ったけど、腰水する入れ物が専用にあったほうがいいよなー、と何かないか考えて、今はほとんど必要のないカメンコのプラスチックケースを借りることに。プラスチックシートとそれを留めるクリップもついている。


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 ついでに、前に蒔いたキッコウリュウの種も入れた。シートは最初ぴったり閉めてたんだけど、完全に蒸れていてカビが生えてもイヤなので、少しあけることに。さてこれで、どれくらい発芽してくれるかなー。全滅したりして。

 しかし竜玉の親株、直径13cmくらいのものなんだけど、このくらいになるのに何年かかるんだろうか。10年くらい? 10年後に199の竜玉がずらっと並ぶところを想像してみたw くらくらした。

竜玉、親株のほうは……

 種まき作業を終えて、達成感に満ち溢れ?て、親株をじっくりと覗いてみたら。


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 たーねーがー、できてるーーーー。うそーーーー。

 そりゃあ、花は何度も咲いてたけどさ。いつ、誰と受粉したんですかって。それともやっぱりうちに来る前の?

 ううううう、み、見なかったことにしよう……と、そっとそのまま鉢を元の位置へ。


 なんだけど、全身チェックをしたところ、こんなものまで見つけてしまった。

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 えーと。転がり落ちた種が発芽したように見える……。もう少し大きくなるまで放置します。