南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

セダム虹の玉を挿し穂群生に

 セマナサンタの4連休、結局テソントレが手に入らなくて庭仕事はほとんどできず。今朝はガスがなくなったので、ダンナが午前中に仕事を抜け出して帰ってきた。ガスステーションはテソントレを売ってる店よりまだ向こうなので、一緒に乗ってって途中で落としてもらい、テソントレを購入、帰ってくるダンナにまた拾ってもらうという荒業で、ようやくテソントレ入手。今回は、まるまる一袋を買って62ペソ。

 そして連休中に土を求めていったサムズ近くの屋台の植木屋さんで、平べったい素焼きの鉢を見つけて購入していたので、それにまずはセダム虹の玉を植え替えることに。


 虹の玉親株、ずっといい感じで鉢に満杯になってくれてたんだけど、

 2月末ごろの写真


 このごろデロンデロンに伸びてきて5号の鉢からあふれ出し、ちょっと触ると葉がぼろぼろコロコロ落ちる。


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 困ったなあと考えて、大鉢にびっしり茂ってくれても楽しいかなと思って、平たいのを買ってきたんだが。

 このまま楕円形の鉢の真ん中に植えてみたら、全体がさらにだら~~ん、となってしまって、締まりのないことおびただしい。どうしたもんかと考えたけど、よく見れば親株、これまでは鉢にまとめられていて上からしか見なかったので目立たなかったけど、茎の一本一本はけっこう徒長してるよなあ。買ってきたときからの部分だから仕方ないんだけど。

 それで、一念発起。ちょきちょきちょきちょきと全部切って、下の葉をボロボロと落として、葉挿しじゃなくて挿し穂にしてみた。


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 どうよ。

 ……労力のわりに見栄えはしないけど、まあいいか。というか、もうどうしようもない。このままもう少し育ってくれればきっと、たぶん、いつかはそれなりに。鉢は65ペソでした。

 しかし、多肉のタペストリーとか綺麗な写真はよく見るけど、そんな境地に達するには私はまだまだだなあと思っていた。これはもしや、その第一歩? たった一種だし、タペストリーとも言えないもんだし、タペストリー作るほどいろいろ種類もないけどさ。でもたぶん、こっち方面にはそんなに興味持てないと思うけどね。


 残った親株の残骸と、落ちた&落とした葉っぱの山。

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 どうしようかとだいぶ迷ったけど、葉挿しの鉢は今もうすでに3つか4つかあって、どれもワサワサと茂ってるし、これ以上増やしてもどうにもならん。ということで心を鬼にして、全部捨てました。

 ……あ~、でもやっぱり少しは残しておこうかなあ……??? とまだ揺れる心。