ドイツ語多肉本
ドイツ語だけど日本アマゾンから。注文してからこんなに紆余曲折あったの、初めて……でもないか。とにかく今日の午後ようやく入手~!
- 作者: Urs Eggli
- 出版社/メーカー: Ulmer Eugen Verlag
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: ハードカバー
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お値段はドイツアマゾンで注文するのと大して変わらず、日本アマゾンだと宅配便、ドイツアマゾンだと普通郵便で紛失の可能性があるので、日本から。本当はサボテンのも一緒にほしかったんだけど、現在品切れ中。
大判で、ずっしりと重い上質紙を使った本。1994年出版、2008年第二版なので、そんなに古くもない。618枚のカラー写真ということだけど、図鑑のようにはいかず、写真を見ながら同定するにはあまり使えない感じ。
最初の85ページには、多肉植物の解説、世話の仕方、増やし方、病気などが載っていて、残りの300ページ強には科別のアルファベット順で各種の短い描写。サボテンは含まない。
いいのは、検索表がついていること。まったく見当のつかないものもこれで何とかなる……かも。で、リュウゼツラン科とかベンケイソウ科のように種類の多い科については、またそれぞれに検索表があって、これも助かる……かも。これから使ってみないとわからないけど。まあでもこういうのって、花が咲いてないとわからないとか、顕微鏡で見ないとわからないってのもあって、実際には難しいんだけどね。
ネットで検索して同定できるものも多いんだけど、一致する特徴がその種に特有なのかとか、大きさとか、写真だけではわからないところをこれでだいぶカバーできそう。
でも思ったような、ドイツ語できなくても写真と種名だけで使える図鑑、というほどのものではありません。たぶん同じ作者の(この人、多肉とサボテンでは有名みたいだけど)Sukkulenten-Lexikonが、図鑑としてはいいんだろうけど、何冊もあって、けっこうなお値段だからな……。ベンケイソウ科くらいはほしい気もするけど。