南国の隅っこ(新)

メキシコ南部の田舎町でカメとイグアナと犬と猫と鳥と暮らしてます。日々の記録。

八重の白いインパチェンス

 40ペソのを3つ買ったわけだが、鉢を置いてさあ払おうと財布を出していたら、店の女の子が別の鉢を持ってきて何か言った。それが聞き取れなくて、え? と聞き返したら、ダンナが「おまけであげるって」と。えー! なんですか、私らそんなに大得意客? そうかも……。


 しかしまあなんかかわいらしいねえ、真っ白のミニバラのような花、ちんまりつやつやとしたつぼみがいっぱいついてて。名前は? と訊いたら、Chinita(中国娘)だって。あーだからか……???


f:id:tierra_verde:20110122150223j:image

f:id:tierra_verde:20110122150254j:image

f:id:tierra_verde:20110122150315j:image

f:id:tierra_verde:20110122150358j:image


 最後の写真に撮った花の裏の突起物を見て、インパチェンスみたいだねえとは車の中で言ってたんだが、葉っぱの形があまりに違うから、違うだろうと思ってた。が、帰ってから調べてたら、八重のインパチェンスにそっくり! あーそう言えば店の女の子もベレンとか口走ってたような気がする……。

 そうか、前に買ったインパチェンスニューギニアインパチェンスで、I. hawkeri、こちらはただのインパチェンスもしくはアフリカホウセンカのI. wallerianaなんだ。


ツリフネソウ科インパチェンス属(ツリフネソウ属)

学名:Impatiens walleriana

和名:インパチェンスアフリカホウセンカ

スペイン語名:Chinita「中国娘」

耐寒性一年草、本来は多年生

原産地:タンザニアからモザンビーク


 しかし、これ、「原産地が高冷地であるために高温多湿に弱く、近年日本の気候にあう丈夫な品種が出てきたものの、東京より暖かい(暑い)地方では育てにくい」ってあるよ? 他のサイトを見ると、高温多湿に強いって記述もあって、訳わからん……。どっちにしても、あまりがんがん日は当てないほうがよさそうな風情だけどね。